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2012年12月15日09時00分
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都知事選、主な候補者の政策・主張は? 16日に投開票

表:主な候補の政策・主張は拡大主な候補の政策・主張は

 知事選の投開票が16日に迫った。主な候補者の主張をまとめた。

 前神奈川県知事の松沢成文氏は「民力を都政へ」がキーワード。「都民や企業に行政や街づくりに参加してもらい、東京の底力を引き出していく」と訴える。

 そのために、まずは肥大化した都庁をスリムに大改造する。その改革で生み出した資金は「未来への投資」に回すという。

 元科学技術相の笹川尭氏は「都民の暮らしを守り、思いやりと強さを持った世界一の街を実現する」と主張する。

 東京五輪は招致を推進する一方、新銀行東京は「継続を認められない」と見直す考えだ。知事の給与を福祉にあてることを「最初のお約束」に掲げる。

 日本弁護士連合会前会長の宇都宮健児氏が目指すのは「人にやさしい東京」だ。実現のための柱の一つは原発のない社会。「東京から脱原発を進める」と力を込める。

 中小企業や商店街の振興に取り組んで仕事を増やすことや、教育現場の立て直しを主な政策に据える。

 前副知事の猪瀬直樹氏は「余裕のある人がない人を助ける。健常者が障害者を助ける。互いに助け合う東京をみんなでつくろう」と訴える。

 「東京五輪を招致し、この国の閉塞(へいそく)感を突破します」と石原都政を継承。東京メトロと都営地下鉄の一元化を目指す。

 創造力や国際力をアピールするのが、発明家の中松義郎氏。自らの発明力で、「経済と産業を活性化させる」と強調する。

 東京五輪の招致は自身の国際的な知名度を生かし、成功させることができるという。「強い継続力があり、諦めないから失敗しない」と自らをPRする。

     ◇

■主な候補者の政策や主張(パンフレットや発言から)

松沢成文氏

●新銀行東京を清算する

●都バスや都立病院、上下水道などを民営化する

●たばこの煙害から健康を守る受動喫煙防止条例を策定する

●杉花粉飛散軽減に向けた森林整備

●首都高の地下化を推進する

●羽田・成田間の超高速鉄道構想を民力活用で進める

●江戸城天守閣の復元

●雇用創出機構の創設

●民間活力でケアハウス、グループホームを拡充させる

●東京湾埋め立て地に緑地公園型の都営墓地を整備する

●公立学校への民間人先生導入

●いじめ緊急対応チームを整備する

●原発に代わるクリーンエネルギーとして太陽光発電を普及させる

●都知事の任期を3期12年までとする多選禁止条例の制定

     ◇

笹川尭氏

●ひとり最低5日分の備えをすることをすすめ、防災意識を高める

●災害時の手術などに備え、中核病院の発電設備を充実させる

●バリアフリー化を進め、高齢者や障害者が過ごしやすい街にする

●私鉄駅前の高架下を活用し保育施設の拡充を加速させる

●中小企業への支援の充実を図る

●武道などのスポーツ振興で社会に対応できる「生きる力」を育む

●都庁からの天下り半減化を目指す

●代替エネルギーの推進を図りながら一日も早く脱原発を目指す

●東京オリンピックを実現させる

●築地市場移転は改めて都議会にはかり、最善の方法をとる

●新銀行東京は整理・売却を含め抜本的に見直す

●知事の給与、ボーナス、退職金を都民の福祉の充実に利用する

     ◇

宇都宮健児氏

●東京の脱原発が進めば、日本は一気に変わる。公共施設の屋上を太陽光発電所にして、家庭への太陽光パネルも普及させる

●新エネルギー産業や中小企業、商店街の振興策に取り組む

●非正規から正社員への登用、最低賃金の改正に積極的に乗り出す

●学校など公共施設の耐震強化工事を実施し地震に強い街をつくる

●国民健康保険料は値下げし、高校生までの医療費は無料化する

●7千人を超える待機児童をゼロにする

●公的介護保険の限度を超えても都の負担で必要な介護が受けられるシステムや、特養老人ホームの整備が必要

●教育予算を底上げし、少人数学級を実現。教師も生徒ものびのびできる学校を復活させる

●東京から平和と人権、非戦、生存権、男女平等を実践する

     ◇

猪瀬直樹氏

●低コストで安全、クリーンな電力供給のために全力を尽くす。東京湾の老朽火力発電所を最新の天然ガス火力にする

●地下鉄を一元化する。不便な乗り継ぎ解消、バリアフリー化を進め、運賃を値下げするため国とたたかう

●小児医療の充実を図る。子育てしながら働く女性を応援する

●高齢者のケア付き住宅の早期1万戸を目指す

●国所管のハローワークが独占する職業紹介を東京に移管させる。高齢者や女性、若者の雇用機会を増やす

●羽田空港の国際線発着枠を増やし、国際化を進める

●2020年に東京五輪・パラリンピックを招致する

●コンテンツ産業、先端的なものづくり、ベンチャーを支援する

●木造密集地域の不燃化などを進め、首都直下型地震に備える

     ◇

中松義郎氏

●発明力で沈滞している東京の経済と産業を活性化させる

●新銀行東京は中小企業を助けながら健全な銀行システムにする

●東京を国並みに昇格させ、国と都の二重行政の無駄を省く。それによる経費削減で税金を合理的に減らす

●創造力で新しい産業を興し、新しい雇用も生み出す

●東京オリンピック招致は、国際的に著名で外国から尊敬されている私が都知事になることで多額なお金を使わなくても成功する

●築地市場移転は、土壌汚染されている豊洲では土壌改良にお金がかかり健康にも悪い

●教育水準を世界一にする

●福祉政策では高齢者の長い経験を活用する。経験という貴重な財産を社会が尊重し、活用することで高齢者を孤立させない

     ◇

■候補者一覧(届け出順)

マック赤坂(まっくあかさか) 64 諸新 スマイル党総裁

トクマ            46 諸新 幸福実現党員

松沢成文(まつざわしげふみ) 54 無新 〈元〉神奈川県知事

笹川尭(ささがわたかし)   77 諸新 〈元〉科学技術相

宇都宮健児(うつのみやけんじ)66 無新 〈元〉日弁連会長〈未〉〈共〉〈社〉〈新社〉〈ネ〉

猪瀬直樹(いのせなおき)   66 無新 〈元〉副知事〈自〉〈公〉〈維〉

中松義郎(なかまつよしろう) 84 無新 発明家

吉田重信(よしだしげのぶ)  76 無新 〈元〉ネパール大使

五十嵐政一(いがらしまさいち)81 無新 社団法人理事

 (年齢は投票日現在。〈〉内政党は支持)

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