パレスチナ自治政府筋によると、イスラエルは2日から3日にかけ、身柄を拘束していたパレスチナ人の政治犯ら10人を釈放した。政治犯の釈放は自治政府のアッバス首相や、過激派がイスラエルに要求していた。10人の中には、ユダヤ人入植者攻撃への関与を疑われ、約2カ月前に拘束されたガザ自治区のパレスチナ治安警察幹部も含まれているという。3日中にはさらに、10人程度の追加釈放が予定されている。
自治政府筋によると、釈放された10人のうち政治犯は2人。残りは過激派の活動家だという。イスラエルは約1千人のパレスチナ人政治犯を拘束しているとされ、釈放されるのはそのごく一部に過ぎない。それでもイスラエルのタカ派閣僚からは、釈放を批判する声があがっている。
(07/04 01:29)
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