レバノンの首都ベイルートからの報道によると、ベイルート南郊で2日朝、車に仕掛けられた爆弾が爆発し、運転席にいたレバノン人男性1人が死亡した。
現場はイスラム教シーア派組織ヒズボラの支配地域。男性がエンジンを始動させた直後に爆発が起きたという。地元警察は男性が在レバノンのイラン大使館付の運転手だったとしている。
レバノンのヒズボラ系テレビは同日、男性を「殉教者」と報じ、ヒズボラの活動家か支援者だったことをにおわせた。犯行声明は出ておらず、事件の背景は明らかでない。
(08/03 22:11)