ヨルダン川西岸パレスチナ自治区ナブルスで26日、イスラエル軍が病院に押し入り、入院中の過激派活動家2人を逮捕した。軍はジェニンやヘブロン自治区に外出禁止令を敷くなど、西岸地区での対過激派作戦を続けている。
ナブルスで逮捕されたのは、アラファト自治政府議長が率いる組織ファタハの軍事部門、アルアクサー殉教者軍団の地区幹部ら。今月12日にイスラエル中部で起きた自爆テロを指揮した疑いがあるとイスラエル側は見ている。
一方、イスラム過激派ハマスの報復攻撃も続いている。ハマスは26日、ガザ自治区南部のユダヤ人入植地に向けて8発の迫撃弾を撃ち込んだと発表。イスラエル放送によると死傷者は出ていない。
(08/26 19:16)
|