28日夕にパレスチナ自治区ガザ北部に侵攻したイスラエル軍は、南部のユダヤ人入植地に近いハンユニスで、ハマス軍事部門活動家1人を武装ヘリによる攻撃で殺害した。同日夜には、「ハマスなどテロ組織に対する行動を続ける」と対過激派攻撃の継続を宣言する声明を発表した。小規模な侵攻ではあるが、自治政府の治安対策をイスラエル軍が事実上見限ったことを示している。
殺害された活動家は、イスラエル軍によると爆発物の専門家で、迫撃砲による入植地攻撃に関与していたとしている。 (08/29 12:49)