ラバトからの報道によると、イスラエルのシャローム外相は1日、モロッコ訪問のため、カサブランカに到着した。外相は滞在中、モハメド国王らと会談する予定。
両国は、オスロでの中東和平合意を受け、94年に連絡事務所を相互に開設するなど限定的な外交関係を持っていた。しかし00年秋に始まったイスラエルとパレスチナの衝突を受け、モロッコ側がテルアビブにある事務所を閉鎖していた。イスラエル政府閣僚のモロッコ入りはそれ以来初めて。今回の訪問では、外交関係修復が議題になるとみられる。 (09/02 10:40)