パレスチナ自治区ガザ南端のラファ難民キャンプで18日早朝、侵攻したイスラエル軍と武装パレスチナ人の間で銃撃戦が起き、パレスチナ人3人が射殺された。イスラエル軍によると、死亡したのはイスラム過激派ハマスの活動家とその支援者だという。
軍は今月9日にラファに侵攻し、国境を接するエジプトから過激派が武器類を密輸するのに使っているとされるトンネルや武器庫の摘発を進めている。イスラエルの治安筋は、ガザの過激派がエジプトから携行式ロケット砲を入手したとしており、侵攻が長引いているのも、捜索に手間取っているためとみられる。
この間、パレスチナ人の死者は少なくとも12人にのぼり、国連によると9日から11日までの3日間だけで難民の住宅114棟が破壊された。
(10/18 20:31)
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