7日から8日にかけてヨルダン川西岸とガザの両パレスチナ自治区でイスラエル軍とパレスチナ人の衝突が相次ぎ、10歳の少年を含むパレスチナ人計12人が死亡した。
ガザ自治区では、7日未明にイスラエル軍が中部の難民キャンプに侵攻。軍との衝突で、少なくとも3人のパレスチナ人が死亡した。10歳の少年は7日朝、ガザ北部で入植地の警備フェンスに近づいたとして射殺された。
また、イスラエル軍は7日、10月にハイファで21人が死亡した自爆テロの黒幕とみていた過激派「イスラム聖戦」のジェニン地区幹部を拘束。この際の銃撃戦で2人が死亡したほか、翌8日に行われた葬儀に合わせてジェニン周辺で争乱が広がり、パレスチナ人少年1人が死亡した。
(11/09 21:03)
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