エルサレム中心部で10人が死亡した自爆テロを受け、イスラエル軍は30日未明からヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ベツレヘムに侵攻した。自爆テロの実行犯はベツレヘム近郊出身の警察官で、武装組織「アルアクサー殉教者軍団」のメンバーとされ、イスラエル軍は関係者ら数人を拘束、家宅捜索などを行った。
ベツレヘムは昨年7月に治安権限がパレスチナ自治政府に引き渡されており、軍事侵攻はほぼ7カ月ぶり。
一方、30日にはパレスチナ自治区ガザのユダヤ人入植地近くで武装した10代のパレスチナ人2人がイスラエル軍に射殺されたほか、西岸のヘブロンでも、手配中のイスラム過激派のメンバーが銃撃戦の末、殺害された。
(01/30 19:11)
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