米ホワイトハウスのマクレラン報道官は17日、イスラエル軍がイスラム過激派ハマスの最高指導者ランティシ氏を殺害したことを受け「すべての当事者に改めて最大限の自制を求める」との声明を発表した。
声明はまず「イスラエルはテロ攻撃から自衛する権利を持つ」と述べ、今回の軍事行動に一定の理解を示した。そのうえで、イスラエルのシャロン政権がガザの入植地からの撤退案を表明しているなかで殺害に踏みきったことを指摘し、和平進展の機運をそぎかねないとして「その行動がもたらす結果を十分考慮するよう求める」と述べた。同時に「全当事者への自制」との表現で、パレスチナ自治政府や自爆テロ攻撃を続けるハマスにも自制を求めた。
(04/18 19:54)
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