イスラエルの商業都市テルアビブで15日夜、パレスチナ自治区ガザからの即時撤退を要求する大規模な集会が開かれた。主催者によると15万人が参加し、ガザ撤退と和平のためのパレスチナとの対話再開を訴えた。
集会は平和団体「ピース・ナウ」や左派野党が主催。02年5月に開かれた10万人規模の占領反対集会と並び、過去3年半の第2次インティファーダ(パレスチナ人の対イスラエル抵抗闘争)の中で最大規模の結集になった。
パレスチナとオスロ合意を結んだラビン首相が暗殺された場所にあるラビン広場で、労働党のペレス党首が「多数派の声を、1%の国民が邪魔している。この1%が我々を再び戦争の時代に引き戻すことは許さない」と語った。
(05/16 19:04)
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