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ユダヤ人とパレスチナ人が共同で企画したミスコンテストが15日夜、占領地の東エルサレムにあるユダヤ人居住地で開催された。しかし、「政治的に正しくない」などと家族から説得され、パレスチナ人参加者7人全員が辞退。平和のための企画が、かえって現状の厳しさを映し出す結果となった。
「ミス・カブハテフェル(ミス境界線)」と題したこの企画、エルサレムと、その南に接するパレスチナ自治区ベイトジャラの住民を対象に参加者を募った。会場になったギロは、イスラエルが67年に東エルサレムを占領・併合した後に建設したユダヤ人のニュータウンで、00年9月に始まった第2次インティファーダ(パレスチナ人の対イスラエル抵抗闘争)では隣接するベイトジャラから銃撃が相次ぐなど、対立の最前線だった。
ギロとベイトジャラの住民が手を携えるさまをアピールする狙いだったが、当日が近づくにつれてパレスチナ側の家族の間で「後で問題が起きはしないか」との慎重論が広がり、直前に全員が辞退を決めた。
結局、15人のユダヤ人と1人のアルメニア人が参加、ギロ在住の17歳のユダヤ人少女が優勝した。主催者はマーリブ紙に「私は種をまいた。来年はパレスチナ人がもっと来てくれると期待している」と語った。
(06/16 19:05)
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