タイガ帯火災、上空から撮影 アラスカで北大など調査開始
2006年07月28日
北極域の針葉樹林(タイガ)帯で多発している森林火災が地球温暖化に与える影響を探るため、北海道大などによる総合調査が25日、米国アラスカで始まった。調査に協力する朝日新聞社の小型ジェット機「あすか」も、研究者を乗せて火災現場を飛んだ。
 燃え広がる森林。焼け跡が茶色く見える=25日、フェアバンクスの南西約70キロで、本社機「あすか」から
|
この日は、調査拠点となるアラスカ中部のフェアバンクス周辺を、「あすか」で2時間半ほど飛行。早坂洋史・北大助教授(火災科学)らが、白煙を上げる火災現場を上空から視察した。
早坂助教授は「今年は例年より森林火災は少ないようだ。地上の調査と合わせ、植生回復の様子などを総合的に検証したい」と話した。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の地球観測衛星「だいち」も、同じ時期にアラスカ上空から現地を撮影して、地上や航空機による観測データと比較する。
今回の調査は約2週間の予定。北大低温科学研究所の福田正己教授(雪氷学)をリーダーに、凍土学や森林生態学など多彩な分野の約30人が参加している。
この記事の関連情報
|
|