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溶ける凍土、ツンドラに無数の湖沼 アラスカ北部

2006年08月27日

 大小無数の湖沼群が、大平原に広がる。米アラスカ北部の永久凍土地帯(ツンドラ)。さまざまな形をした水面が、短い夏の日差しを反射してきらめいていた。温暖化の影響か、湖沼の面積は増える傾向にあるという。

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永久凍土がとけ、ツンドラの平原にできた無数の湖=米アラスカ州で、本社機「あすか」から

 永久凍土の大地では、凍土にくさびを打ち込むような氷塊が徐々に成長し、数百年かけて田んぼのあぜのような盛り上がりになる。その中に雨水がたまり、差し渡し30〜50メートルほどの池がびっしり並ぶ。氷塊がとけると、池と池はつながって少しずつ大きくなり、数百メートルの湖となることもある。

 この地帯は、北極海のある北東から強風が吹きつけることが多い。風の影響で湖は決まった向きに拡大する。

 一帯の様子に詳しいアラスカ大学フェアバンクス校・国際北極圏研究センターのラリー・ヒンズマン副所長(凍土学)は「永久凍土の湖は、環境の影響を受けやすい。アラスカ北部では形や大きさが変わる湖が20年ほど前から増えており、温暖化の影響も指摘されている」と話した。

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