福井県小浜市の拉致被害者、地村保志さん(48)、富貴恵さん(48)夫妻の北朝鮮に残る子ども3人の身の回りの世話を、近くに住む高齢の男女がしていると、NGO(非政府組織)が持ち帰った子どもたちの手紙に書かれていたことが8日、富貴恵さんの兄、浜本雄幸さん(74)の定例会見で明らかになった。
3日夜に地村夫妻が、手紙と写真を持って浜本さん方を訪問。富貴恵さんが手紙を訳して浜本さんらに話した。その中で、地村夫妻らの世話をしていた高齢の男女に、引き続き世話をしてもらっているので心配しないようにと、長女が書いていたという。
浜本さんは「親切に面倒を見てくれて感謝している」と話した。
(08/08 20:19)
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