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北朝鮮による日本人拉致について審議する国連人権委員会の強制的失踪(しっそう)作業部会に対し、北朝鮮が「解決済みで検討に値しない」とする回答書を出していることがわかった。
同部会は、昨年11月に拉致被害者家族から申し立てを受理し、当事国である日朝と、拉致現場関係国である英国、スペイン政府に情報提供を求めていた。情報は回答書として出され、18日、拉致被害家族会の支援団体「救う会」にも日本政府を通じて伝えられた。
「救う会」によると、北朝鮮の回答は英文で5枚。「本件は実質的に、日本側の希望する通りに2国間で解決ずみである」と主張。帰国した拉致被害者5人について「日本側は一方的に5人が共和国に戻ることを阻止した」「日本が信義を守れば問題はすぐに解決する」と述べている。
また部会に提出された日本政府の回答は便箋(びんせん)1枚。「日本政府はできる限りの協力をする用意がある」「現時点で追加情報を提供することは困難」としている。
作業部会は22日に拉致被害者家族からヒアリングし、本格審議に入る。
18日に各国政府の回答書の内容を示された家族側は、日本の回答内容について「あまりに素っ気なく、おざなりだ」と反発。政府に「追加回答」を作成するよう求めた。
(04/19 20:42)
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