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【北朝鮮拉致事件】
 
小泉首相と面会した拉致被害者5人が会見、感想語る

 北朝鮮による拉致問題の早期解決を訴えるため上京している拉致被害者5人は8日午後、衆院第1議員会館で記者会見し、小泉首相や福田官房長官との初めての面会について感想を語った。

 首相との面会は十数分。子どもと離ればなれの心情を直接訴えたという蓮池薫さん(45)は「首相は『拉致問題の解決なしに国交正常化はない』と明言した。必ず解決のためやってくださると思う」と語った。

 地村保志さん(47)は「首相は『5月下旬の日米首脳会談で拉致を話題にする』と約束した。希望を持った」。曽我ひとみさん(43)は健康を気遣う言葉を受けたという。「親身に考えて下さっていると感じた」と話した。

 一方、福田長官に対しては注文の声も聞かれた。蓮池薫さんや兄の透さん(48)によると、薫さんが「日米首脳会談で、日朝間の問題が核問題だけで済まされはしないか」と懸念をぶつけると、長官は「拉致問題を後回しにはしない」と答えたが、具体的なことには言及しなかったという。

 薫さんは会見で「日本が主導的にどうするのか、輪郭だけでも聞きたかった。秘密だからか聞かせてもらえず、物足りなかった」と語った。

 この日の記者会見は、報道側が事前に質問を提出せず自由な形で質疑が行われた。昨年10月の5人の帰国の際、報道各社は家族会や支援団体「救う会」と「節度ある取材」を申し合わせ、以来、5人の会見では事前に報道各社が質問をまとめ、地元役所を通じて本人に提示していた。日本新聞協会など報道3団体は3月、家族会側に「記者会見での自由な質疑の実現」を申し入れていた。 (05/08 19:44)


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