北朝鮮から中国へ脱出したとみられる住民計24人が23日午前、フィリピンやタイを経由して韓国入りした。韓国外交通商省が明らかにした。男女の区別や年齢など詳細な情報はふせられている。一斉に第三国経由で韓国に送ることを決めた中国への配慮とみられる。
入国したのは、97年1月から今年2月にかけて北朝鮮から中国に逃れた人々で、最近、北京の韓国大使館に駆け込んで韓国への亡命を申請したという。全員が22日に中国を出発し、16人はマニラから大韓航空便で、8人はバンコクを経由してアシアナ航空で前後して仁川空港に着いた。
(05/24 03:09)
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