「北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟」(拉致議連)は2日、東京の憲政記念館で総会を開き、北朝鮮から韓国に亡命した黄長●(ファン・ジャンヨプ)元朝鮮労働党書記の国会招致を求める決議を採択した。今国会中に証言してもらえるよう、関係者への働きかけを強める。また、総会には矢野哲朗外務副大臣が出席。議連や家族会が求めている田中均外務審議官の更迭について、「本人から事情を聴いたが、明確な国益侵害行為は確認できなかった」と回答。そのうえで副大臣は「今後、北朝鮮に関する外交については、すべて私に報告させる。今までは必ずしもチームでなく、個人プレーの部分があった」と述べ、「今後、責任をもって監督する」と約束した。
●は「火」の右に「華」
(07/02 19:47)
|