韓国の聯合ニュースは16日、北朝鮮で金正日総書記を称賛する歌が1000曲あまりにのぼっていると伝えた。北朝鮮で発行されている文芸誌「朝鮮芸術」と「朝鮮文学」が明らかにしたという。
同ニュースによると、金総書記をたたえる歌は91年12月に軍最高司令官に推戴(すいたい)された後に急増し、99年までに700曲以上が作られた。さらに00年以降は「先軍歌謡」などの名で300曲以上ができた。
これらの歌は「慈愛深いお姿を描写した歌」「忠誠を確かめる歌」「リーダーシップをたたえる歌」などに区分されるという。また、父の故・金日成主席を称賛する歌は敬慕の情をこめて歌うことが求められたが、金総書記の曲の方は迫力のある行進曲のような曲作りが奨励されているのだという。
(07/16 21:36)
|