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【北朝鮮拉致事件】
 
万景峰号、25日入港を発表 新潟県は岸壁使用許可へ

 在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)は19日記者会見し、北朝鮮の貨客船万景峰(マンギョンボン)号が25日に新潟西港に入港する、と発表した。26日に出港の予定。平壌の朝鮮海外同胞援護委員会から18日夜、朝鮮総連に正式な通知が届いたのを受け、総連が19日、入港業務を代行する代理店を通じ、新潟県に岸壁使用許可の申請書を提出した。県は一両日中にも許可する方針だ。

 申請書によると万景峰号は25日午前8時45分に新潟西港に入港し、26日午前10時に出港する。新潟県の平山征夫知事は19日、「県民感情を考えると抵抗感が強く、遺憾だ」としながらも、「開港自由の原則から(岸壁使用を)許可せざるを得ない」と述べた。

 万景峰号の新潟入港は今年1月以来、7カ月ぶり。同船は6月9日に入港を予定していたが、国土交通省が船の安全性を調べるポート・ステート・コントロール(PSC)をする方針を示すなど日本側が厳戒態勢をとったため、北朝鮮側が反発し、入港を断念した。

 国交省は今回もPSCを実施する予定で、検査をする外国船舶監督官を全国から約30人集める。同省は前回の入港予定時に、欠陥部分を非公式に北朝鮮側に伝えていることから、「それを改善したうえでの入港」とみている。また、海上保安庁も同船に立ち入り検査し、停泊中は24時間態勢で監視する方針だ。

 朝鮮総連によると、18日夜にファクスで届いた北朝鮮側からの通知には「(建国55周年にあたる9月9日の)建国節を祖国で暮らす家族、親せきとともに迎えたいと願う在日同胞の切なる思いに熟慮した」などと書かれていた。また、申請によると、26日に出港した後は9月1日の入港予定を4日に変更し、以後同月16日、30日は予定通り入港するとしている。

(08/19 21:06)


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