拉致議連は12日の総会で、小泉首相の再訪朝について、拉致被害者の家族8人を出迎えるための小泉首相の訪朝には反対し、平沼赳夫会長を念頭に首相特使の派遣を求める声明を採択した。
声明は、8人の出迎えのための首相訪朝について(1)8人の帰国で拉致問題が解決済みとの北朝鮮の主張をさらに強固にさせる(2)経済制裁の実施も困難になる(3)その結果、横田めぐみさんら行方不明の被害者を見捨てることになりかねない――と指摘。首相の訪朝は被害者全員の救出に明確な見通しがあることを前提に行うよう求めている。
また、事務局長を辞任した平沢勝栄氏の後任に、自民党の衛藤晟一衆院議員を決めた。
(05/12 19:08)
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