バウチャー米国務省報道官は14日、小泉首相の北朝鮮訪問について「拉致被害者やその家族を解放しようとする継続した努力に関連したものと理解しており、訪朝を支援する」という声明を発表した。首相訪朝について日米間に考え方の違いはないことを北朝鮮側に示す狙いと見られる。
報道官は声明で「訪朝について日本政府から事前に連絡があり、相談があったことに米政府は感謝している」として、日本側の配慮に謝意を表明。「米政府と日本政府は、拉致問題や核問題、その他の難問を含め、北朝鮮に対する交渉について緊密に連携、協力している」と説明し、首相訪朝でも両国が引き続き連携していくことを強調した。
(05/15 10:37)
|