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北朝鮮による日本人拉致問題などを話し合う第2回日朝実務者協議は26日、北京市内で2日間の日程を終えた。日本政府関係者によると、北朝鮮側は安否不明10人のうち横田めぐみさんの死亡したとされる時期について、これまでの説明を修正する情報を示した。北朝鮮側が02年9月の日朝首脳会談直後に示した「調査結果」の誤りを具体的に認めたのは初めて。協議で日本側は11月半ばまでの次回協議の開催と日朝安保協議の早期立ち上げを求めたが、北朝鮮側は「持ち帰って検討する」と答えるにとどめ、協議は終了した。
日本政府関係者によると、横田さんについて北朝鮮側はこれまで「93年3月に死亡した」と説明してきたが、今回は「同年6月まで入院していた」などと説明した。横田さんは93年3月以降の目撃情報があり、死亡時期に関する北朝鮮側の説明に疑問が指摘されていた。有本恵子さん、石岡亨さんについては北朝鮮での足取りについて補足する情報を示したという。
ただ、「8人死亡、2人未入国」という従来の説明を覆す内容ではなかった、という。26日の協議で日本側がさらに疑問点をただしたが、北朝鮮側は追加的な情報は示さなかった。日朝双方とも北朝鮮側の説明内容については公表していない。
日本側は、次回協議では証拠や資料を提出するよう求めたが、北朝鮮側は(1)証拠が消失した(2)拉致関係者の確認が難しい(3)拉致を実行した特殊機関が調査に抵抗している、と説明したという。
ただ、協議に出席した北朝鮮外務省の宋日昊(ソン・イルホ)副局長は協議後、記者団に「今後も誠意を持って努力して取り組む姿勢を表明した」と述べ、今後の協議には応じる方向。一方、斎木昭隆・外務省アジア大洋州局審議官は「(北朝鮮側の)努力を裏付ける資料の具体的な提示はなかった。不十分な結果だったのではないか」と記者団に語った。
また、日本側は02年9月の日朝平壌宣言で、両首脳が合意した「安全保障協議」を早期に立ち上げることを提起。北朝鮮側は即答を避けた。
さらに日本側は北朝鮮への食糧支援の現場に日本側が10、11月の2回にわたり政府職員らを派遣し、独自にモニタリングをすることを提案。北朝鮮側は基本的に同意した。
(09/27 03:02)
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