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北朝鮮による拉致被害者家族連絡会と支援団体「救う会」は9日、11月の第3回日朝実務者協議で北朝鮮が出した「調査結果」の新たな「疑問点・矛盾点」計8項目を、政府の拉致被害者・家族支援室に提出した。11月25日にも約60項目を政府に提出したが、今回は、帰国した拉致被害者5人から聞き取った内容をもとにした。
拉致被害者田口八重子さん(拉致当時22)の兄飯塚繁雄さん(66)によると、帰国した拉致被害者の地村富貴恵さん(49)は今年6月、「田口さんが日本語を教えた工作員はオッカという名だった」と飯塚さんに語った。地村さんは84年秋から86年7月まで田口さんと同じ地区で暮らしていた時に聞いたという。
大韓航空機爆破事件の実行犯とされる金賢姫(キム・ヒョンヒ)元死刑囚は、81〜83年に日本語教育係の日本女性李恩恵(リ・ウネ)と一緒に過ごした際、金玉花(キム・オックァ)と偽名を名乗っていた、と証言している。
救う会は「地村さんの証言は金賢姫証言と符合し、田口さんが李恩恵だと裏付けるものだ。『李恩恵という女性はいない』という北朝鮮側の説明がでたらめであることが一層、明らかになった」と話している。
北朝鮮側は「田口さんは84年10月19日、原敕晁(ただあき)さん(同43)と結婚した」と説明したが、地村さんは「田口さんは86年7月20日まで結婚していない」とも証言した。
増元るみ子さん(同24)について蓮池祐木子さん(48)が「79年10月25日まで同じ招待所に住んでいた」と証言していたことも明らかにされた。北朝鮮側は02年9月、「増元さんは市川修一さん(同23)と79年4月20日に結婚した」と説明。先月の協議では結婚日を「79年7月20日」と訂正した。
(12/09 22:37)
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