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小泉首相は17日、鹿児島県指宿市のホテルで、韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と約2時間会談した。首相は、拉致問題への北朝鮮側の対応をしばらく見守る考えを示した上で、北朝鮮の出方次第では経済制裁の検討もあり得るとの考えを伝えた。大統領は理解を示しながらも、北朝鮮の核問題をめぐる6者協議や日朝国交正常化交渉に与える影響に懸念を示し、日本側に慎重な対応を求めた。
7月の韓国・済州島に続く今年2回目の首脳会談で、両首脳は会談後、共同で記者会見した。
拉致問題について、首相は会見で「北朝鮮側がどのような対応をするか見極める時も必要だ」とした上で「対応をみて、経済制裁をする場合にはどのような方法があるのか、という点も考えていかねばならない」と語った。(1)北朝鮮から持ち帰った資料を精査した結果を北朝鮮に示す(2)北朝鮮側の対応を一定期間見極める(3)対応次第で経済制裁を検討する、との手順を示したもので、会談で大統領に伝えた。
会見で大統領は、当面は見極めるとした首相の姿勢を評価し、「(経済制裁が)可能だとしても、冷静で、慎重な形で行われるべきだ」と語った。
日本外務省の説明によると、大統領は会談で首相の靖国神社参拝に言及し、「日本側が判断されることを希望する」と述べ、この問題で日韓両国の歴史問題が蒸し返されないよう配慮を求めた。また大統領は、戦時中に強制連行された韓国人の遺骨返還などで協力を要請。首相は靖国問題には言及しなかったが、会見では「二度と戦争を起こしてはいけないという気持ちから参拝している」と語った。
(12/17 21:51)
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