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2012年11月27日0時53分

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動と静の対比「黒豹」 京都国立近代美術館で山口華楊展

写真:「黒豹」など独自な構成の動物画に魅了されるファンも多い=左京区「黒豹」など独自な構成の動物画に魅了されるファンも多い=左京区

 【北垣博美】文化勲章受章の日本画家・山口華楊(かよう、1899〜1984)の全貌(ぜんぼう)を紹介する展覧会が、京都国立近代美術館(左京区岡崎円勝寺町)で開かれている。代表作「黒豹(ひょう)」「木精」など本画80点を中心に下絵や素描も展示している。

 友禅職人の子に生まれた華楊は、京都市立絵画専門学校(現・京都市立芸大)研究科を修了。幼い時から粘土や筆で動植物の絵を描くのが好きだった。

 のっそりと忍び寄る左の豹に頭だけをもたげた右側の豹。ほぼ正方形の黄緑色の画面に描かれた「黒豹」は、動と静の対比、配置の妙で評判を呼んだ作品だ。

 同館主任研究員・小倉実子さんは「動植物のはかない生命(いのち)を卓抜した画技で写し、自らの生命をもまたその絵に託した華楊の世界を味わってほしい」と話す。

 12月16日まで。一般1300円ほか。

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