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【編集委員・大西若人】東日本大震災の復興支援に加わったアーティストや建築家らの活動ぶりをまとめた『つくることが生きること』の出版を機に、本を監修した現代美術家の中村政人さんと対談した。本書では、日比野さんが提唱している、布によるハートマークを被災地に送ったり被災地で作ったりする試みが紹介されている。
ハートマークは「世界共通で、子供からお年寄りまで作るハードルが低い。絵では差が出ても、布を切るだけなら差が出にくい」と説明する。「いま一番ハートマークが必要なのは、福島の人たちだと思う」
被災者から「震災以来、時間が止まってしまっている」といった言葉をしばしば聞くという。でもそういった状況を、もの作りが変えうると感じている。