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大手機械メーカー「クボタ」(大阪市)は27日、旧神崎工場(兵庫県尼崎市)のアスベスト(石綿)による健康被害問題で、同工場で働き、中皮腫(ちゅうひしゅ)や肺がんで亡くなった下請け会社の5人に、クボタ社員と同様に2500万〜3000万円の補償金を出すことを明らかにした。被害者支援団体によれば、石綿被害を巡って企業が下請け従業員にまで補償をするのは異例で、他企業への影響も大きいとみられる。
5人は、同工場に事務所があった下請け会社2社の元従業員。青石綿を使って水道管を製造していた57〜75年、原料の積み下ろしや水道管の製造などを請け負っていた。5人の遺族が10月30日、同社に補償を求める要求書を手渡していた。
クボタは、労災認定された従業員らが死亡した場合は労災給付金に加えて2500万〜3200万円の上積み補償をし、周辺住民には2500万〜4600万円の救済金を出している。下請け補償について同社は「当社従業員と同じ環境で働いていたため同等の補償が必要と判断した」としており、今後も下請けの被害者側から申請があれば補償を検討するという。
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