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「石綿飛散の恐れ」全国で487校 文科省調査

2005年11月29日11時19分

図

学校などのアスベスト状況

 文科省の使用実態調査では、国公私立を問わず全国の幼稚園から大学の計487校(調査済み学校の0.9%)で「石綿が飛散する恐れ」のある校内施設があることが判明。全体の調査対象は学校を含む公民館など全国の教育関連施設15万余。この約9割から15日までに結果が報告された。うち0.6%の771施設で飛散の恐れがある部屋などがある。だが、使用禁止やビニールシートで覆うなどの応急対策がすべて済んでいるという。

 文科省によると、何らかの形で石綿が使われていたのは学校を含め6271施設(調査済み施設の4.6%)。除去や囲い込みなどの措置がとられておらず、石綿が飛散する恐れのある771施設のうち、475施設はすでに自治体などが施設名を公表済み。入室制限をしている機械室などだけの25施設を除き、残りの271施設は自治体などから近日中に公表する予定だ。

 教室や廊下などで石綿が飛散する恐れがある487校の内訳は、公立の幼稚園から高校303校▽公立高専・大学3校▽国立の幼稚園から大学28校(大学の研究機関も含む)▽私立の幼稚園から大学153校、となっている。日常的に立ち入る教室や体育館などの室数は、487校分を合計すると933にのぼる。

 このうち、公立の幼稚園から高校303校について都道府県別にみると、北海道34校、静岡26校、福岡23校、岐阜と愛知が各20校など35都道府県にまたがっている。


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