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日本のアスベスト(石綿)の消費量の累積が、90年代にドイツを抜き、米国に次ぎ第2位になった可能性があることが、米国の資料をもとにした早稲田大学の村山武彦教授(社会工学)の推計で分かった。他国に比べ、日本では80年代後半まで消費量が伸び続けたことが原因とみられ、村山教授は「代替化の取り組みなどに問題がなかったか、検証の必要がある」と問題提起している。
推計は、新法審議の参考資料として衆議院に提出されている。
米国地質調査所が2003年に出した1920年以降の各国の石綿の消費量の数値をもとに、村山教授が推計した。それによると、戦前から消費が進んだ英国、米国、ドイツでは70年代から80年代にかけて消費量が減少。これに対し、日本では最近まで消費量が増加し、累積量は90年代にドイツを抜いた。以降、米国に次いで世界第2位であることが予想される。2000年の累積量は1100万トン余りになるという。
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