リンゴを接ぎ木、「ふじ」と思ったら新品種 秋田
2005年11月12日
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店頭に並んだ秋田紅あかり。新品種のため、試食販売されている=秋田市の市民市場で |
秋田県果樹試験場が「ふじ」を接ぎ木して試験栽培をしていたところ偶然、新種のリンゴが誕生した。「秋田紅あかり」と名づけられ、今月から秋田県内の店頭に出回り始めた。
96年に「見慣れぬ実」が出来たのがきっかけ。食べると独特な甘みが広がり、「これはいける」と試験を繰り返し、02年秋に苗木を販売した。今秋、初めて計2トンを出荷するまでにこぎつけた。
北国生まれながら南国のフルーツのような「極甘系」の味が特徴だ。最新のDNA鑑定を行ったが、「いまだに親の身元がつかみ切れない」(同試験場)という。
秋田産ふじの市場価格は10キロあたり3500〜4000円。ところが10日、秋田市中央卸売市場に初出荷された紅あかりには平均で同4300円の値がついた。輸入品に押され、リンゴ農家には苦戦が続く。関係者は希望の「あかり」となるよう期待している。
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