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近畿日本鉄道の株主総会は29日、都ホテル大阪(大阪市天王寺区)で開かれ、昨年を上回る約1800人の株主が出席した。多額の赤字に端を発した近鉄球団とオリックスの合併問題について、株主が近鉄球団と阪神球団を比較して「どうして近鉄は人気がないのか」と声を荒らげる場面もあった。
山口昌紀社長は冒頭で信号や踏切などの定期検査をめぐり、今月発覚した虚偽報告について謝罪した後、近鉄球団の合併問題に言及。これまでの経緯、7月7日のオーナー会議を経て本拠となる球場や新チーム名が決まっていくという見通しなどを説明し、「新チームになってもこれまで同様のご支援をお願いしたい」と話した。
株主からは「対等な合併なのか」「赤字を放置したのは球団幹部の責任では」と質問が続き、山口社長は「決まっていることはオリックスと一緒になるということだけです。赤字問題については努力しました」と答えると、「ぬるま湯の経営ではだめだ。経営者はファン獲得の努力をすべきだ」と厳しい批判も出た。
一方、株主の林正雄さん(67)=三重県四日市市=は「(近鉄球団の赤字は)経営的にみれば処理していかなければいけない。これも時代の流れ」と開会前に話し、球団合併という経営陣の選択に理解を示した。
(06/29 16:15)
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