オリックスの小泉隆司球団社長は26日、パ・リーグ理事会(7月1日)に示す合併原案が、近鉄との間でほぼまとまったことを明らかにした。東京ドームでの日本ハム戦後、「決めるべきものはだいたい詰まっている」と話した。
原案には、合併後の新球団に残す選手の具体的な数や、本拠として大阪ドーム、ヤフーBBの両球場を使うことなどを盛り込んだというが、具体的な内容は明かさなかった。
新しい球団運営会社を作るかどうかなど、合併の形態については案に含んでいないという。理事会では、どちらの球団が主導権を持って進めていくかなどの報告にとどまる見込みで、他球団の反発も予想される。
合併の形態を原案に含まなかった理由について、小泉社長は「11、12月までにお互いが話し合って、法制面、税制面、経理面で一番時間と経費がかからない方法を決めていく。今、決めなくてもいいのではないか」と話した。
(06/26 22:34)
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