労働組合・日本プロ野球選手会(古田敦也会長=ヤクルト)の松原徹事務局長は8日午前、東京・内幸町のコミッショナー事務局を訪れ、球団合併や急速な1リーグ制移行の動きに反対する約120万人分の署名目録を提出した。署名は、12球団の選手会や全国の各団体が署名活動で集めた。コミッショナー事務局には署名簿の置き場所がないため、9、10日に大阪市で開かれる選手会と日本プロ野球組織による協議・交渉委員会の席上に積み上げるという。
松原事務局長は「オーナーの皆さんにも必ず伝えて欲しいとお願いした。(120万人分の)重みを感じてもらいたい」。目録を受け取った実行委員会の伊藤修・選手会担当顧問は「協議・交渉委員会では誠意をもって選手会と話をして、最悪の事態(ストライキ)を避けられるように努力したい」と話した。
(09/08 12:16)
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