|
14日に行われた日本プロ野球組織(NPB=日本野球機構)審査小委員会による新規参入球団を巡るヒアリング。楽天とライブドアでは、質疑応答の空気が違っていた。大きな「失点」もなく、和やかに進んだ楽天。ライブドアとのやりとりでは、成人向けサイトを巡る応酬があった。小委員会の複数の委員が、両社の印象に差が出たことを認めた。26、29日の実行委員会に向け、両社への質問書に対する回答、監査法人からの報告も含めて委員会の意見をまとめる。11月2日のオーナー会議で最終的に参入企業が決まる。
成人向けサイトについて、ライブドアの堀江氏は「レンタルビデオ店にアダルトコーナーがあるのと同じ。基本的に、子どもたちが目にすることはないと思っている」と説明した。清武委員(巨人球団代表)が、NPBに投書があり、ライブドアの検索サイトから簡単に違法画像を見られたことを指摘。「見つけたら削除しているが、すべて削除するのは無理」とする堀江氏に「容認するのか?」と詰め寄った。
清武氏は、ライブドアが成人向けゲームソフトを制作、販売していることも指摘。堀江氏は販売については認め「参入を機にできるだけやめたい」とした。
委員会側が両社に成人向けサイトについて問いただしたのは「プロ野球は青少年の育成も使命」(豊蔵委員長)という立場からだ。
同様の趣旨の質問に、楽天の三木谷氏は「青少年が見られない仕組みになっている」と説明。委員からそれ以上の質問は出なかった。ただ、実際には楽天の検索サイトからも違法画像を含む成人向けサイトへ入ることはできる。NPBへの投書などにより、小委員会に両社への先入観が生じていた可能性も否定できない。
(10/15 01:16)
|