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2012年11月29日22時43分
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〈新年班取材日誌〉まず、沖縄に行ってきます

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 【仲村和代】ロストジェネレーションといわれる世代の私は、右肩上がりの時代を知りません。人口が減り、日本が縮小していく。これまでも「孤族の国」などの取材にかかわり、そのことを実感してきました。同世代と時々話すのは、「本当に成長だけが答えなのか?」ということ。大量生産、大量消費によって支えられる経済だけでは、限界があるのではないかと感じています。

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 情報の流れも似ているかもしれません。ツイッターのように「小さなメディア」が発達して発信が多様化し、情報もそれぞれの人にカスタマイズできるようになってきました。「マスメディア」に対する不信感の高まりは、当然といえるかもしれません。

 ただ、新聞記者という立場でツイッターを使ってきた立場からいうと、新聞とソーシャルメディアは対立するものではないと感じます。長い歴史の中で、大きくなりすぎた新聞。どんな役割を果たすべきなのか、双方向のやりとりを通じ、ゼロから考える機会になればと思っています。

 やってみたいことはいろいろあるのですが、まず取りかかったテーマは二つ。一つは、沖縄を巡る話です。私は両親が沖縄出身、本土生まれの「ウチナーンチュ2世」。その私の問題意識から出発し、いろんな人との対話を通じ、沖縄と本土の温度差を考えてみたいです。

 もう一つが、ソーシャルファイナンスと呼ばれるお金の流れ。ものや情報だけではなく、お金の面でも小さな結びつきが大きな力を生む時代になっています。そんな現場を見にいこうと思います。

 他にも、「若者論」「限界集落の暮らし」など、興味の対象はいろいろあります。一つ一つは脈絡がないようにも見えるかもしれませんが、先入観やステレオタイプを超えて、生の声を聞きたい、現場を見たい。その思いが共通項です。

     ◇

 ツイッターやフェイスブックなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を使う人は、世界で10億人以上といいます。朝日新聞は、2013年の新年企画に向け、SNSを取材や発信に活用する取材班(仮称・ビリオメディア班)を発足。30日には、朝日新聞デジタル内に特集ページを開きます。

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