|
|
東北地方で起きる地震の予測を目指し、東京大学地震研究所が1日、福島、宮城、山形の各県で地中の断層の位置や形状などを明らかにする調査を始めた。東日本大震災の震源域から日本列島を横切る形で4本のラインを設定し、どこにどのような力が働いているかを4年かけて調べる。
海域の調査はすでに始まっているが、陸地での大規模な調査はこれが初めて。東大地震研の佐藤比呂志教授(構造地質学)は「大地震はまだ終わっていない。今後、どういう地殻変動が起きるかを精度よく推測できる可能性が出てくる」と話した。
調査では全長約8メートル、重さ約18トンの米国製の特殊な大型車4台で人工的に揺れを発生させ、地中を伝わった後に再び地表に戻る揺れを観測する。そのデータを分析することで地中の様子が浮かび上がるという。