asahi.com
天気  辞書  地図  サイト案内  アクセスTop30 
サイト内検索:
ニュース特集 社 会 スポーツ 経 済 政 治 国 際 サイエンス 文化・芸能 ENGLISH 
ニュース特集一覧   
     
 home > ニュース特集 > BSE問題  
【BSE問題】
 
牛肉表示監視にDNA鑑定 農水省、偽装抑止狙う

 農水省は牛肉の偽装表示を防ぐため、和牛かどうかを調べるDNA鑑定を03年度内に導入する方針を決めた。米国で牛海綿状脳症(BSE)問題が起き、偽装が再発すると牛肉への消費者の不信感が広がりかねないと判断した。店頭での抜き取り調査などで活用し、偽装への抑止力にする。黒豚などでも活用する方針だ。

 02年に相次いだ食品の偽装表示事件では、値段の安いホルスタインや、ホルスタインと和牛の交雑種を「和牛」と偽る例が目立った。特に交雑種は肉質が和牛に近く、区別しにくい。日本農林規格(JAS)法に基づく表示監視は書類などをもとにしており、不正防止に限界もあった。

 コメには01年からDNA鑑定が導入され、ウナギでも活用されている。研究が進み、和牛かどうかも100%に近い精度で識別できるようになった。さらに、米国のBSE問題で米国産を国産と偽装する事例も懸念されており、DNA鑑定を牛肉にも導入して監視強化を急ぐことにした。

 計画では、スーパーなどの店頭で「和牛」と品種表示している商品を抽出。農水省の関連団体でDNA鑑定し、疑わしい場合は立ち入り調査などをする。鑑定精度は完全ではないが、対象をふるいにかけることは十分できるという。牛肉に続いて、黒豚や魚などにも広げる方針だ。

 一方、牛肉トレーサビリティー法で今年12月から、生産履歴情報の流通段階での表示が義務化される。その確認にもDNA鑑定を活用する方針。処理されるすべての牛から照合用サンプルをとっておき、小売店で抽出した牛肉とDNAを照合。個体確認し、履歴情報通りかどうかをみる。

 DNA鑑定が品種表示と履歴情報の2種類になるため、同省は店頭で抽出した牛肉のサンプルを両方の鑑定に使い調査を効率化させたい考え。

(04/01/11 02:59)




 これまでの記事一覧

  • 牛肉表示監視にDNA鑑定 農水省、偽装抑止狙う(01/11)
  • 「BSE被害心配」は米国人の16% 消費者調査(01/10)
  • 米カーギル、牛肉輸出減で工場従業員を解雇(01/10)
  • カナダ、BSE検査を10倍の年3万頭に拡大へ(01/10)
  • 感染牛牧場から輸入の130頭処分へ BSE問題で米(01/10)
  • 焼き肉チェーン「牛角」、米産牛肉以外のメニュー拡充へ(01/09)
  • 米産牛輸入の再開、全頭検査が条件 BSEで政府要望へ(01/09)
  • 吉野家、牛肉使わぬ新メニューを公開(01/08)
  • 豪政府、日本に牛肉セーフガードの撤回を要請(01/08)
  • 「メキシコは日本より柔軟」 BSE問題で米政府(01/08)
  • 米国産牛肉の輸入再開、進展なし BSEで日米閣僚会合(01/08)
  • BSE感染牛、カナダ産と確認 米農務省発表(01/07)
  • 牛肉、米BSE問題発覚前の2割高 食肉市場で初競り(01/06)
  • BSE感染牛の子、特定できず群れごと処分へ 米農務省(01/06)
  • マクドナルド、脇役にBSE余波 「フランク」や油など(01/06)
  • 米当局、新たにカナダからの輸入牛の群れ隔離(01/03)
  • ブッシュ大統領「牛肉食べた」 安全性を強調(01/02)
  • 米農務省、全頭検査には消極的 BSE問題(01/01)
  • BSEが売り材料に シカゴ生牛先物相場、5営業日続落(01/01)
  • 米、「病的な牛」の搬入など禁止 BSE対策を強化(01/01)






  • | 社会 | スポーツ | 経済 | 政治 | 国際 | サイエンス | 文化・芸能 | ENGLISH |
    GoToHome ニュースの詳細は朝日新聞へどうぞ。購読の申し込みはインターネットでもできます。 GoUpToThisPage
    asahi.comに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
    | 著作権 | リンク | プライバシー | 広告掲載と注意点 | アサヒ・コムから | 朝日新聞社から | 問い合わせ |
    Copyright Asahi Shimbun. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission