ドイツ陸上連盟の考え 動画(1分10秒)

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2014年のドイツ陸上選手権、走り幅跳びでレームが記録した8メートル24。いったいなにが問題だったのか。ドイツ陸上連盟が着目したのは、踏み切る前と後の速度の変化だった。

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レームの踏み切り前の速度は秒速9.72メートルで、健常者選手の平均10.43メートルよりも遅い。しかし踏み切った直後の垂直方向の速度は秒速3.65メートル。これは32人の平均3.36メートルを上回っていた。

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さらに踏み切り直後の水平速度は、レームが秒速8.80メートルだったのに対して、32人は8.93メートル。踏み切り前後でレームは0.92メートルしか減速していないのに対して、32人は平均1.50メートル減速していた。これにより、ドイツ陸連は「レームと他の選手が同一のメカニズムで跳躍しているとはいえない」と結論づけたのだ。

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=敬称略