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京大が被害届提出へ 偽計業務妨害容疑、試験投稿問題

2011年2月28日12時29分

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 京都大学(京都市)の入試問題の一部が試験中にインターネット上の掲示板に投稿されていた問題で、京都大は28日にも京都府警に被害届を提出する。また、同様の投稿があった同志社大(京都市)も同日にも府警に被害届を出す。府警は不正な行為によって、入試業務を妨害した偽計業務妨害の疑いもあるとみて、投稿者の特定を進める。

 京都大によると、今月25、26日に実施された入試の2次試験で、文系の数学と文系・理系共通の英語の試験問題の一部が、試験時間中にインターネット上の掲示板「ヤフー知恵袋」に書き込まれ、解答が募られた。京都大は、こうした行為が入試の公平性を揺るがし、入試業務が妨害されたとしている。

 府警は、被害届を受けて、掲示板に入試問題を投稿した携帯電話を特定するために、ヤフージャパンに端末の接続記録(ログ)の提供を求める。さらに、掲示板に「解答例」として寄せられた内容と特徴が似た答案用紙がないかについても関心を寄せている。

 京都大、同志社大のほか、早稲田大(東京都)、立教大(同)でも同様に試験時間中に問題が掲示板に投稿されており、警視庁とも連携を取って情報収集を進める。

 各大学は再試験の実施などは予定していない。捜査関係者によると、偽計業務妨害罪で立件するためには、これらの投稿によって、大学の業務が実際に妨げられた事実が必要で、投稿者が受験生であった場合に、適用できる罪名についても引き続き検討を進める方針だ。

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