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交通事故、防ぐ手立ては ガードレール増設・警告音声

2005年12月28日

 鹿児島県で中学生が16人死傷(2月)▽静岡県で園児ら37人が重軽傷(10月)▽埼玉県で姉弟が死傷(12月)――。登下校や学校行事中の子どもに車が突っ込む事故が相次ぐ。15歳以下の子どもの交通事故死は今年に入り11月までで170人。「偶然の事故」では済まされない。ガードレールの設置、運転の自動制御装置の開発など、大人が取り組むべきことはある。

 10月17日、サレジオ学院(横浜市都筑区)。校門を出たばかりの高校生の列に乗用車が突っ込み、9人をはねた。うち2人が死亡、3人は今月ようやく退院、2人はいまも入院中だ。制限速度40キロの市道。車の速度は100キロ超とみられる。

 通学時に生徒で混雑する、直線道路沿いの校門付近にはガードレールがない。しかし、校門の左右10メートルほど先のカーブからは設けられている。

 国土交通省の試算では、ガードレールがあれば、乗用車が130キロ程度のスピードで斜め15度に突っ込んでも、突破されないはずという。

 同省によると、高速道路や急カーブなど、車が飛び出すと大事故になる可能性が高い場所は「原則設置」の通知がある。だが、最終的な設置場所の判断は市町村などの道路管理者に任されている。横浜市都筑区土木事務所によると、今回の事故の直線部分については設置場所とは考えられていなかったという。

 事故の1週間後、サレジオ学院は、都筑区にガードレールの設置や車の速度を抑えるため路面の色や車線の引き方などの変更を要請した。区も応じるという。ただ、「裁判が始まって警察の許可が出るまでは証拠保全のため着工できない」と区土木事務所は言う。

 いまも現場は生徒や地元の小学生らが歩いて通る。佐々木吉勝教頭が語る。「2人も亡くなったのに、やりきれない」

   ■   ■

 厚生労働省の統計によると、1歳から19歳までの子どもの死因は「不慮の事故」がトップ。その半数近くが交通事故だ。

 仙台育英学園高校(仙台市宮城野区)。5月22日。宮城県多賀城市でウオークラリー中の1年生の列に車が突っ込み、3人が死亡、15人が負傷した。飲酒による居眠り運転だった。

 娘の明音さん(当時15)を失った三沢茂男さんは今年7月、国交省や県警などに事故の問題点を指摘するリポートを提出した。

 学校の安全対策の不備を指摘しつつ、車の性能や交通システムにも言及。交差点で車の速度を自動的に遅くするシステムや歩行者を感知するセンサーを備えた車の開発などを提案した。

 国交省は「克服すべき課題は多い」という。

   ■   ■

 「注意して下さい」。子どもまで100〜300メートルに近づくと運転席に警告音声が流れるシステムの実験を、NTTデータなど5社が29日から、横浜市青葉区で始める。市立みたけ台小の児童約200人と保護者らが協力。子どもにはICタグ、車には受信機器をつけている。このシステムは事故防止に役立つ一方で、子どもが近くにいるのがわかり、悪用される危険性もある。

 が、小3の娘がいる参加者は「この地域はみんなで子どもを守っているとの姿勢を示し、抑止できればいい」と話した。


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