
次々と「はさ」に掛けられていく赤カブラ=彦根市松原町
湖東地方に冬の到来を告げる風物詩、赤カブラの天日干しが滋賀県彦根市松原町の琵琶湖岸で始まった。湖から吹く強い寒風にさらして水気を飛ばし、甘みや風味を増す作業が、12月上旬まで続く。
丸太と竹で組んだ「はさ」と呼ばれる高さ約4.5メートルの干し場に、市内の漬物工場の関係者らが直径7センチ前後の赤カブラの束を次々にかけていく。10〜12トン干す予定で、湖岸には赤いカーテンができたよう。
1週間ほど干した後、2〜3カ月間ぬかに漬け込む。例年だと贈答用として12月中旬には出荷されたが、生活の洋風化で注文も減ってきたため、今年は出荷を取りやめ、年明けからスーパーなどで販売するという。