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楽天名物「超特大ゴーヤ」に単独インタビュー

2009年10月10日21時6分

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写真拡大ゴーヤ(アップ)

写真ゴーヤ(全身)

 クライマックスシリーズ(CS)をKスタ宮城で――。そんな思いを、楽天イーグルスの選手もファンも、そしてこの「人」も願っている。超特大ゴーヤだ。

 正式名称には「超特大」がつくが、ファンはみんな単にゴーヤと呼んでいる。イーグルスがKスタで勝利を収めると、大型バイクに乗って球場の中央で打ち上げ花火を上げる役回りで、おなじみだ。イーグルスがCS初進出を決めた3日も、この花火でスタンドを歓喜の渦に包んだ。

 非公認ではあるが、球団初の「しゃべる」キャラクター。その名の通り、沖縄出身のはずなのに、ベタベタの関西弁で悪のりが多い。

 花火を打ち上げるほか、一塁側のカラスの穴というエリアにある「ゴー屋台」でトークショーをしたり観客と絡んだりもする。9月には「かりゆし58」というグループと組んでCDも出した。ゴー屋台ではリズムを外して歌い、観客をのせている。

 しかし、そもそもなぜ宮城にいるのか? 球団やゴーヤによると、サッカーFC琉球のトルシエ総監督や沖縄の人たちからこの2月、イーグルスがキャンプをしていた久米島に送られ、それ以来、イーグルスの試合となるとまとわりつくようになったという。

 CS進出が決まったときの気持ちを聞くため、筆者はゴー屋台を訪れた。すると、ゴーヤに誘われ、いつの間にか観客の前でトークショーをする羽目になってしまった。恥ずかしかったけど、いろいろ聞いてみた。

 ――CSが決まったときの気持ちはどうでした。

 「びっくりした。でも、ほんま、うれしかった」

 ――花火を打ち上げた瞬間は?

 「選手のみなさんがめっちゃ盛り上がってて。花火打って大丈夫か、心配やった」

 ――CSに向けて、ファンと選手を盛り上げるためにしたいことは。

 「盛り上げているつもりはあらへんけど……。でも歌ったりフィールドを走り回ったり、踊ったりしてることで、盛り上がってくれたらうれしいな」

 ――KスタでCSが開催されたら、どうします?

 「イーグルスに勝ってもらえるよう一生懸命応援したいけど、いつもみたいに勝手なことをやって大丈夫か分からんな。球団からつまみ出されんようにせな、あかんわ」

 ――好きな選手はだれ。

 「草野(大輔選手)って言うたらファンの子みたいやな。いい人なんで……。選手全員好きですよ。でも、ゴーヤの歌っているCDにサインくれたから、草野選手はとくに好きですわ」

 ――今までで一番の思い出は?

 「2月20日に段ボールから出て野村監督と握手したことと、CS進出が決まったとき、スタジアムがすごく盛り上がってたこと」

 筆者としてはもっと突っ込んだ質問をすべきだったと反省しているが、観客は喜んでくれていた。ちなみに球団はゴーヤについて「とくに害はなく、お客様も喜んでいるのでいいのでは」というスタンスだ。CSに向けて、ゴーヤがどんどんファンを盛り上げていくのは間違いなさそうだ。(橋本佳奈)

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