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【回転ドア死亡事故】
 
ドア回転速度「最速」に メーカー側「森ビル側が要請」

 大型複合施設「六本木ヒルズ」(東京都港区)で男児(6)が自動回転ドアに挟まれ死亡した事故で、ドアの回転速度が、ヒルズを管理する森ビル側の要請でメーカーの標準よりも速く設定されていた疑いのあることが、メーカー側の説明で分かった。メーカー側は「子供や老人が利用するので速度を下げたいと要請した」としており、ビル側の効率重視の姿勢にも問題があった可能性が出てきた。

 ドアの製造元「田島順三製作所」(豊島区)の親会社の「三和シヤッター工業」(新宿区)によると、事故が起きたドアは、人が中にいる時は1分間に3.2回転する設定になっていた。同機種の取扱説明書では標準速度は1分間に2.8回転で、3.2回転は設定できる最大の速度だったという。

 回転速度が速くなるほど、ドアに挟まれるのを防止するセンサーが人を感知して停止するまでの制動距離は長くなるとされる。

 三和側によると、昨春、ドアを森ビルに引き渡す際の検査で、森ビル側はドアの回転速度を最大にするよう要請。三和側は翌日から調整を始めた。

 森ビルが所有する別のオフィスビルに同機種の回転ドアがあり、森ビル側はこのビルに合わせて最大速度に設定するよう指示したという。

 三和側は、六本木ヒルズが施設の性格上、子どもからお年寄りまで幅広い世代の人たちが利用することなどを理由に、速度を標準程度に落とすのが望ましい、と進言したが受け入れられなかった、としている。

 三和側の幹部は「最大速度が問題とは言えないが、回転ドアに慣れた人が多い場所ではないので速度は落とした方がいいと思う」と話す。同機種のドアを使っている富山県内の病院では、老人や身体障害者が利用するため、回転速度を標準より遅くするなどの安全対策をとっていたという。

(03/30 17:27)


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