現在位置:
  1. 朝日新聞デジタル
  2. ニュース特集
  3. 原発・エネルギー
  4. 記事
2012年10月29日21時8分

印刷用画面を開く

mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

6原発の放射能予測に誤り 規制委、方角や距離を修正

写真:記者会見で頭を下げる原子力規制庁の担当者=29日夜、東京都港区、長島一浩撮影拡大記者会見で頭を下げる原子力規制庁の担当者=29日夜、東京都港区、長島一浩撮影

 原子力規制委員会が24日に公表した全国16カ所の原発で重大事故が起きた場合の放射性物質の拡散予測について、規制委は29日、東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)など6カ所で、データの入力ミスなどが原因で放射性物質の拡散する方角や距離が誤っていたと発表した。修正した予測図を改めて公表した。

特集ページに修正された予測図

 誤りがあったのは、柏崎刈羽、日本原子力発電東海第二(茨城県)、北陸電力志賀(石川県)、日本原電敦賀(福井県)、九州電力玄海(佐賀県)、九電川内(鹿児島県)の6原発。

 拡散予測は、福島第一原発事故と同規模の事故が全国の原発で起きたと仮定し、放射性物質の広がりを調べた。原発からどこまで国際原子力機関の避難基準「1週間で100ミリシーベルト」被曝(ひばく)するかを16方位でみた。

 誤りは16方位のうち1方位分(22.5度)のずれ。反時計回りに修正したのは、柏崎刈羽、志賀、玄海、川内の4原発。時計回りに修正したのは、東海第二、敦賀の2原発だった。

 玄海、川内の2原発では、さらに避難基準に達する最大距離が最大300メートル伸び縮みした。柏崎刈羽原発では、最大距離がこれまで東南東に40.2キロの新潟県魚沼市内だったのが、東に同じ距離の同県長岡市内に訂正された。

 同日夜に会見した規制委事務局、森本英香・原子力規制庁次長は「大変ご迷惑をおかけし、おわび申し上げる」と謝罪した。

 原子力災害対策指針の改定で、原子力災害の防災重点区域を原発30キロ圏内に拡大する。予測図は、道府県が重点区域の範囲を決める際の資料として示された。

PR情報
検索フォーム

おすすめ

メディアは原発裁判をどのように伝え、司法のあり方をどう問うてきたのか。

第一線の記者が、事故当時の発表と報道を検証。あのときどうすればよかったのか。

原発事故から1年半がすぎた。風化への怒りと焦りの声が、被災地で交錯している。

超安泰だったはずなのに…元エリート社員の嘆息とともに東電の負の体質を浮き彫りにする。

地盤対策は自己責任?日本全国で起こりえる災害被害。対策できることはないのか。

NEC本体にいま、何が起きているのか。「シャープより深刻」という風評の真偽は。


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介

朝日新聞 原発・電力情報 公式ツイッター

アンケート・特典情報