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【下地毅、合田禄、伊藤誠】原子力規制委員会が24日に公表した放射性物質の拡散予測を受けて、府や各市町は今後、原発事故に備えた防災・避難計画づくりを本格化させる。原発がある福井県に近い綾部市や舞鶴市では、事故への不安や避難計画の有効性への疑念を示す声が上がっている。
■舞鶴・成生 逃げ道の先に原発
山すそに田が広がり、民家が点在する。綾部市故屋岡町(こやおかちょう)。玄関前でトチの実を洗っていた大友たけ子さん(75)がつぶやいた。「すぐ裏が福井です。バスで迎えに来てくれたらいいんだけれど」
福井県おおい町と接する故屋岡町は、関西電力高浜原発から十数キロ、大飯原発の30キロ圏にある。