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オスプレイにレッドカード 9日、県民集会へ沖縄一丸

2012年9月8日2時6分

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写真拡大那覇市上下水道局のオスプレイ反対バッジ。職員のカンパで200個つくり、8月からつけている=6日午後5時51分、那覇市おもろまち3丁目

 米軍の新型輸送機オスプレイの配備に反対する沖縄県民大会が9日、宜野湾市で開かれる。沖縄の怒りを示そうと、自治体、企業、市民が、あの手この手で参加を呼びかけている。

 那覇市は市の広報誌や回覧板で「うまんちゅ(みんな)の心を一つに」と呼びかけてきた。6日夕には、翁長雄志市長が街頭に立って赤いリボンを配った。

 赤は、今回のシンボルカラーだ。米軍普天間飛行場の県内移設に反対した2010年の県民大会では黄色だった。「もう黄信号ではない。レッドカードだ」と大会実行委が決め、当日は赤いものを身につけようと呼びかけている。

 西原町のタクシー会社・共同交通は赤い背景に黄色い文字で「オスプレイ NO」と書いたステッカーを全25台に貼った。客からは「一緒にがんばりましょう」と声をかけられる。社員の比嘉茂雄さん(60)は「たくさんの米軍基地を、どうなくしていくかが大切だ」。

 9日の会場は宜野湾海浜公園。県内のバス3社は9日の往路を無料にし、7日の地元紙に切り抜いて使える無料乗車券を載せた。自治体もシャトルバスを走らせる。読谷村は10台、名護市は6台のバスで会場まで送迎する。

 県内のテレビ各局は当日、大会を生中継する。沖縄テレビは「笑っていいとも増刊号」の放送をやめて、午前11時の開会から1時間にわたって伝える。船越龍二報道制作局長は「オスプレイの配備にはイデオロギーを超えた不安が県民にある」。沖縄タイムスは「県民の怒りを本土の人たちも知って」とホームページでネット中継する。8ページの別刷りも9日朝に折り込む予定だ。

 仲井真弘多知事は7日、大会には参加せず、メッセージを寄せるにとどめる意向を示した。不参加の理由について「市民運動の高まりを受け、行政が実務交渉をおこなうという役割分担が大切。両者がそれぞれ問題に取り組むのがよりよい形だ」と話した。

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