沖縄県民の反対を押し切って、米新型輸送機オスプレイの配備が強行される。「日本の品位とはこんなものか」。配備先の米軍普天間飛行場(宜野湾市)のゲート前で26日、首長や県議ら300人以上が集会を開き、こぶしを振り上げた。ゲート周辺では27日以降も抗議活動が予定され、緊迫した空気が続く。
集会は、9日の「オスプレイ配備に反対する県民大会」の実行委員会などが呼びかけた。翁長雄志・那覇市長は「全41市町村の反対に対し、防衛大臣や外務大臣は無言を通すか、顔を背けるかしている」と配備撤回を訴えた。
夕方まで座り込み続けた市民もいる。山内繁雄さん(61)は「近く配備」の知らせを聞き、「県民の声は届いていないのか」と絶句した。宜野湾市の元基地政策部長。「オスプレイはいずれ落ちる。そのときには日米安保は吹き飛ぶ」
現場には警察官や基地警備員らが配置され、ゲートを封鎖しようと座り込む人たちと、一時もみ合いになった。西原町の山田親幸さん(78)は「本当にオスプレイが飛んでくるなら、みんなで基地に押しかける」と言った。
宜野湾市の女性らでつくる市民団体などは、風船などを上空に揚げて配備反対の意思を示すよう、学校や企業などに呼びかけている。