米軍岩国基地(山口県岩国市)に残っていた新型輸送機MV22オスプレイ3機が、6日午後0時半ごろ離陸し、配備先の普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)へ向かった。7月に岩国に陸揚げされた12機すべての移動が完了する。
岩国市に午後0時40分ごろ、中国四国防衛局から「オスプレイが普天間に向かった」と連絡があった。
普天間には今月1日に6機、2日に隊長機など3機が到着し、試験飛行も始まった。岩国に残った3機のうち2機は部品交換を伴う整備が必要とされ、移動が遅れる見通しもあった。
米国防総省は6月、オスプレイの沖縄配備を正式に日本に伝える「接受国通報」で、10月初旬から12機を本格運用する計画を示していた。4月にモロッコ、6月に米フロリダ州で墜落事故が続き、沖縄側は配備反対を訴えてきたが、ほぼ当初の予定通りに配備が進んだ。沖縄県の仲井真弘多(ひろかず)知事は9日、野田佳彦首相に会い、配備中止を求める。